人材派遣のデメリット

人材派遣は不安定な雇用環境ばかりが取り上げられる傾向がありますが、必ずしも厳しい環境に晒されるばかりではありません。しかし利用する際にはやはりあらかじめデメリットを把握しておく必要があるでしょう。

人材派遣のデメリットはメリットと背中合わせに存在しています。不安定な雇用環境も自分の都合に合わせて利用できるというメリットと紙一重。この点をどのように捉えるかでイメージが大きく異なってきます。ただひとつ重要なポイントとなるのは正社員以上に能力を発揮することが求められること。その職場でできるだけ長く働きたい、あわよくば正社員に登用されたいと思っている場合には正社員以上に働き、自らの能力をアピールする必要が出てきます。また能力やスキルによって給与に大きな差が出てくる点も派遣社員の大きな特徴です。

明らかなデメリットとしてはまず正規社員ではないため、ボーナスや退職金が得られないこと。また福利厚生の弱さも大きな問題です。怪我や病気で働けなくなった際、あるいは失業してしまった場合にどのような救済手段がとられるのか。これは原則的に登録している派遣会社によって決まります。派遣先の企業は関与しませんので注意が必要です。

また若いうちはいいですが、20代後半~30代に差し掛かる頃になると正規社員でないということで将来的な不安を感じるようになります。落ち着いて仕事ができるという環境はやはり大きなメリットがありますし、派遣社員ではクレジットカードやローンを利用することができないケースもあります。

こういった人材派遣のデメリットはそれぞれの環境や目的によって大きなマイナスになったり、それほど感じないことがあります。それだけに注意が必要になります。